Tera Term
Tera Termは、スイッチやルータに接続するためのソフトウェアです。
ターミナルソフト、エミュレータ、Telnetクライアントと呼ばれることもあります。
Tera Termのダウンロードとインストール
- Tera Termを配布しているサイトから最新のファイルをダウンロードします。
例えば、2018年10月時点の最新版は、teraterm-4.100.exe です。teraterm-4.100.exeは、直接こちらからもダウンロードできます。 - ダウンロードしたファイルを実行します。「OK」「同意する」「次へ」「インストール」などを選択して、インストールします。デフォルトのままで問題ありません。
Tera Termの起動
Windowsキーを押した後、「tera term」を入力すると「Tera Term, デスクトップアプリ」が選択されます。Enterで起動できます。
Tera Termのログ取得設定
画面に出力される内容をファイルに保存する「ログ取得設定」という機能があります。
この設定をしておくと、後から出力内容を再確認する場合などで便利です。
Tera Termを起動します。
始めて起動した場合は、「Tera Term: 新しい接続」で始まるダイアログが出力します。「キャンセル」を選択してください。
メニューから「設定」を選択し、上下キーで移動し、「その他の設定」でEnterを押します。
「Tera Term: その他の設定」で始まるダイアログが出力します。
「全般」タブから左右キーで「ログ」タブに移動します。
ログファイル名設定
この設定をしておくと、日付、時間、ホスト名(接続先)がログファイル名に追加されます。
「ログ」タブにて、TABキーで移動し、「標準ログファイル名」で「%Y%m%d_%H%M%S_&h.log」を入力します。
ただし、別で説明する仮想ルータへのコンソール接続と呼ばれる方法では、ホスト名はファイル名に挿入されません。
ログ保存先フォルダ設定
「標準のログ保存先フォルダ」でご自分の利用しやすいフォルダを設定してもよいかと思います。デフォルトのままならば、Tera Termのインストールフォルダ(C:\Program Files\teraterm 等)にログは保存されます。
作業用フォルダの作成で準備したC:\LOGフォルダも使いやすいと思います。
自動保存設定
自動的にログを保存する設定です。
「ログ」タブにて、TABキーで移動し、「自動的にログ採取を開始する」にチェックを入れます。
スペースキーの押下で、チェックは入ります。
ダイヤログを非表示
デフォルトではログ保存が始まると、そのダイアログウィンドウも表示されます。
特に必要なければ、非表示にできます。
「ログ」タブにて、TABキーで移動し、「ダイヤログを非表示」にチェックを入れます。
スペースキーの押下で、チェックは入ります。
設定の保存
「ログ」タブの「OK」にて、「Tera Term: その他の設定」で始まるダイアログを閉じます。
ここで終わると、Tera Termを再起動で元に戻ってしまいます。次の保存処理が必要です。
メニューから「設定」を選択し、上下キーで移動し、「設定の保存」でEnterを押します。
Tera TermのインストールフォルダでTERATERM.INIを保存する画面が出力します。
そのまま、「保存」を選択します。