CCENT認定
※ 2020年2月にCCENT試験は終了しました。エントリーレベルにはCCTという資格もありますが、CCENTと範囲はだいぶ異なり、英語受験のみです。今後はアソシエイトレベルのCCNAのみが入門資格になるようです。
受験はできませんが、ネットワークの勉強や上位のCCNA試験の参考になりますので、受験が可能だった内容のまま、このカテゴリを残しています。
CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)では、小規模のネットワークの導入、運用、およびトラブルシューティングを正確に行うための知識が問われます。
以下はCISCOサイトのCCENTの説明です。
CCENT認定では、エントリ レベルのネットワーク サポート担当者に要求される技能を備えていることが証明されます。CCENT 認定は、ネットワーキング関連の多数の有望なキャリアにおける出発点となります。受験者には、基本的なネットワーク セキュリティを含め、小規模なエンタープライズ ブランチ ネットワークの導入、運用、およびトラブルシューティングを行う知識と技能が要求されます。CCENT 認定は CCNA 認定を取得するための最初のステップです。
CCENTの試験対策
問題集のご紹介
CCENTの試験対策として、以下の問題集をご紹介します。
「徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching問題集 ICND1編」
リンク先の達人出版会で、PDF版とEPUB版の電子書籍を購入できます。
このPDF版をテキスト変換すれば、およそNVDAで内容を確認できます。
EPUB版はリフロー型ではなく、固定レイアウト型だっため、読み上げはできませんでした。
PDFの読み上げ方法は以下を参照ください。
Adobe Readerで直接PDFを読むのではなく、テキストへ変換し、テキストエディタとNVDAで読み上げる方法です。
「PDFの読み上げ」
なお、問題集の利用について、インプレス社に確認しています。
インプレス社のご案内に基づき、以下を注記しておきます。
購入された方の利用に限り、コピー等が許されるとのことです。
「PDFファイルのテキスト変換」「テキストのコピー」は「複製作業」に当たります。
著作権法が定める「私的複製」の範囲内でのご利用をお願いいたします。
達人出版会の「DRMについて」もご参照ください。
電子書籍の購入先についても記載しておきます。
Amazonのkindle等でも電子書籍版を購入できますが、PDFではない場合がありますのでご注意ください。例えば、kindleの場合、固定レイアウトのため、おそらく読み上げできません。
また、インプレス社のサイトでもPDFを購入することができますが、コピーは不可とのこと。よって、インプレス直販のPDFは、テキストへの変換ができません。
書籍の二次利用確認の際に、インプレス社の方が親切にコメントくださいました。
問題集の進め方と補足
ご自分にあった方法で問題ありませんが、まずは問題に触れてみて、試験をイメージするのも良いです。
学習環境で紹介しているネットワーク書籍も併用されると理解が深まると思います。
このサイト「ひとつずつ」では、達人出版会のPDF版をテキストに変換したファイルを元に、読み上げない画像やネットワーク構成などを補足します。
説明対象は、ページ数やテキストの文字列でお知らせします。
この補足で利用するテキストファイル作成はAdobe Readerですべてコピーし貼り付け、ページ数の挿入はページ数への置換処理を参照ください。
ページ数の表記
ページ数への置換処理の例のとおりに置換すると、ページ表記は「ページ(ページ数)」になります。場所はページ末尾です。
また、その下の行には、数字のみの行があり、その下から始まるページのページ数を表します。
例えば「ページ10」という行があり、その下に「11」のみの行がある場合、その下の行から「ページ11」までが11ページとなります。
記号の誤変換
PDFからテキストへの変換時、共通して記号等は誤変換します。以下に整理しておきます。
PDF上の表示 | テキスト変換後の誤表示 |
---|---|
左矢印 | 小文字のb |
上矢印 | 小文字のcまたはo |
下矢印 | ?(クエスチョンマーク・疑問符) |
Enter記号 | 小文字のv |
補足説明の構成
問題集の補足構成は、書籍の前付や目次にあわせます。
- 前付
- 第1章 ネットワーク基礎
- 第2章 イーサネット
- 第3章 TCP/IP
- 第4章 IPv4アドレスとサブネット
- 第5章 Cisco IOSソフトウェアの操作
- 第6章 Catalystスイッチの導入
- 第7章 Ciscoルータの導入
- 第8章 ルーティング基礎
- 第9章 VLANとVLAN間ルーティング
- 第10章 IPv4アクセスリスト
- 第11章 インターネット接続
- 第12章 RIPv2
- 第13章 ネットワークデバイスのセキュリティ
- 第14章 ネットワークデバイスの管理
- 第15章 IPv6の導入
- 第16章 総仕上げ問題
- 第17章 シムレット/シミュレーション問題
- 特典PDF
出題範囲の設定体験
以下で仮想のルータを利用した設定を紹介しています。
CSR 1000Vのセットアップ
CSR 1000Vの基本設定
CSR 1000Vの検証
実際に体験すると理解が深まります。
アイコンの概要
試験中の補助者による説明で、「アイコン」という用語も利用されるかもしれません。
アイコンとは、物体や機能を小さな絵で表したものです。
ネットワーク構成図では、およそ、共通のアイコンが利用されますが、明確なルールがあるわけではありません。Cisco試験では、ルータは円柱、スイッチは矢印がたくさんある直方体、ハブは矢印が一つの直方体程度に覚えておけばよいです。回答するために必要な場合は、そのアイコンは何か、記載があります。
ただ、アイコンの形で何かがわかると、より把握しやすいです。
以下に、よく利用されるアイコンの形を説明します。なお、スイッチは、L2スイッチとL3スイッチで異なります。
- ルータ:平べったい円柱型で、上面に矢印がある
- L2スイッチ:マッチ箱を倒したような直方体で、上面に4つの矢印がある
- L3スイッチ:マッチ箱を立てたような直方体で、前面に中心から放射状の矢印がある
- ハブ:マッチ箱を倒したような直方体で、上面に両矢印が1つある
- インターネット:雲のかたち。でこぼこの曲線で結ばれた楕円のような形。