ネットワーク基礎

問題集の図や読み上げで把握が難しい部分などを補足します。
対象ページ:13から32

問題9

対象ページ:16

問題の図を説明します。
PDFをテキスト変換した場合、図は「PC1 Switch1 Switch2 Router1」から「S0/0」までの行です。

ネットワーク構成図です。
機器のアイコンが並び、それぞれケーブルで結ばれています。スイッチとルータのアイコンには、インターフェース名が記載されています。

  • ①は、PCとスイッチ間のケーブルです。スイッチのインターフェースは、Fa0/1です。
  • ②は、スイッチとスイッチ間のケーブルです。両スイッチのインターフェースは、Fa0/8です。
  • ③は、スイッチとルータ間のケーブルです。スイッチのインターフェースはFa0/1、ルータのインターフェースはFa0/0です。
  • ④は、ルータとルータ間のケーブルです。両ルータのインターフェースはS0/0です。
  • ⑤は、ルータのPC間のケーブルです。ルータのインターフェースは、Console0です。
  • ⑥は、ルータとルータ間のケーブルです。両ルータのインターフェースは、Fa0/0です。

対象ページ:24

解答の図を説明します。2つの図があります。

1つ目の図は、図の上段の説明を視覚的に表しています。
PDFをテキスト変換した場合、図は「【ケーブルの使い分け】」から「クロスケーブルクロスケーブル」までの行です。

2つ目の図は、問題の図に解答のケーブル名を記載しています。
PDFをテキスト変換した場合、図は「PC1 Switch1 Switch2 Router1」から「S0/0」までの行です。

  • PCとスイッチ間のケーブル①は、ストレート(A)。
  • スイッチとスイッチ間のケーブル②は、クロス(B)。
  • スイッチとルータ間のケーブル③は、ストレート(A)。
  • シリアル(S0/0)で接続されたルータ同士のケーブル④は、シリアル(D)。
  • ルータのConsole0とPC間のケーブル⑤は、ロールオーバー(C)。
  • Fa0/0で接続されたルータ同士のケーブル⑥は、クロス(B)。

問題18

対象ページ:29

解答の図を説明します。
PDFをテキスト変換した場合、図は「【OSI参照モデルのPDU名称】」から「フレーム(データリンク層)」までの行です。

アプリケーションデータを中心に、各層のがどのようにカプセル化されているか、示しています。

  • セグメント(トランスポート層)は、アプリケーションデータの頭にL4ヘッダが付いています。
  • パケット(ネットワーク層)は、アプリケーションデータに、L4ヘッダが付き、さらにL3ヘッダが付いています。つまり、セグメントの頭にL3ヘッダが付いています。
  • フレーム(データリンク層)は、アプリケーションデータに、L4ヘッダ、L3ヘッダが付き、さらにL2ヘッダが頭に、後ろにはトレーラが付いています。つまり、パケットをL2ヘッダとフレームで挟んでいます。

問題21

対象ページ:30

2進数から10進数の変換について、解説図が掲載されています。

PDFをテキスト変換した場合、解説図は「基準の数値」から「128 + 16 + 8 + 4 + 1 = 157」までの5行で、同じ内容が2か所あります。

1か所目の5行では、基準の数値とは、「128 64 32 16 8 4 2 1」の8つの数字を指しています。この並び順は覚えてしまうのが良いです。

2か所目の5行では、基準の数値「128 64 32 16 8 4 2 1」が、問題にあわせ2進数の「10011101」が左から順に対応していることを矢印で示しています。
「10011101」の場合は、128は1、64は0、32は0、16は1、8は1、4は1、2は0、1は1が対応します。
この2進数の1に対応する「基準の数値」を足した説明が、「128 + 16 + 8 + 4 + 1 = 157」です。

対象ページ:31

次のページでは、2進数から16進数の変換について、図解が掲載されています。また、10進数、2進数、16進数の対応表も記載されています。

PDFをテキスト変換した場合、図解は「基準の数値」から「8 + 4 + 1 = 13 ⇒ D」までの行です。

16進数の基準の数値は4桁になるため「8 4 2 1」の4つの数字になります。
2進数から10進数の変換と同様、基準の数値と2つに分けた2進数の「1 0 0 1」と「1 1 0 1」がそれぞれ対応していることを示しています。

「1 0 0 1」の場合、8は1、4は0、2は0、1は1が対応します。2進数の1に対応する「基準の数値」を足した説明が「8 + 1 = 9」です。
同様に、「1 1 0 1」の場合、8は1、4は1、2は0、1は1が対応します。2進数の1に対応する「基準の数値」を足した説明が「8 + 4 + 1 = 13」です。
前のページの書籍説明のとおり、10進数「13」は、16進数では「D」です。

以下は、10進数、2進数、16進数の対応表です。
PDFをテキスト変換した場合、対応表は「【10進数、2進数、16進数の対応表】」から「7 111 7 15 1111 F」までの行です。

10進数 2進数 16進数
0 0 0
1 1 1
2 10 2
3 11 3
4 100 4
5 101 5
6 110 6
7 111 7
8 1000 8
9 1001 9
10 1010 A
11 1011 B
12 1100 C
13 1101 D
14 1110 E
15 1111 F

問題22

対象ページ:32

10進数から2進数への変換方法2について、解説図が掲載されています。

PDFをテキスト変換した場合、解説図は「● 方法2の場合」から「「11010101」になる」までの行です。
方法2は、筆算を利用した解法のため、補足説明を割愛します。
方法1の解法でCCENTの試験は十分対応できます。業務でも、この方法1を私は利用しています。

問題23

対象ページ:32

16進数から2進数への変換について、解説図が掲載されています。

PDFをテキスト変換した場合、解説図は「16進数」から「1010 0110 ……「10100110」」までの行です。

16進数が、0xA6のとき、Aと6の2つに分けて考えます(先頭の0xは16進数を表す表記です。問題21の解説も参照してください)。
Aは2進数の「1010」に対応します。6は2進数の「0110」に対応します。あわせて、解答は「10100110」になります。

(ここがページの最後です。更新日:2017年10月19日)