Catalystスイッチの導入

問題集の図や読み上げで把握が難しい部分などを補足します。
対象ページ:171から190

問題2

対象ページ:172

問題の図を説明します。
PDFをテキスト変換した場合、図は「Fa0/1 Fa0/7」の1行です。

機器のアイコンは3つで、PC、スイッチ、ルータが一つずつあります。
スイッチを中心に、PCとルータが接続され、それぞれがスイッチのFa0/1とFa0/7に接続されています。

問題3

対象ページ:181

ホスト名の設定は、ルータですがCSR 1000Vでも確認することができます。
操作はスイッチと同じです。「1.ホスト名の設定など」を参照してください。

問題4

対象ページ:181

参考までですが、CSR 1000Vでは先頭が数字のホスト名は設定可能です。記号も警告がでますが、設定できます。スイッチも機種によって、実際は設定できる場合があります。

ただ、試験対策としても、実際のシステム影響などのリスクを考えても、ARPANETのホスト名の規則に従って設定したほうがよいです。

問題9

対象ページ:175

問題の図を説明します。
PDFをテキスト変換した場合、図は「SW1 SW2」から「ホストA」までの行です。

機器のアイコンは4つで、PCが1個、スイッチが2個、ルータが1個あります。
PCはホストA、スイッチはSW1,SW2と名付けられています。

各アイコンは数珠繋ぎに接続され、ホストA、SW1、ルータ、SW2の順番に接続されています。
ホストAと接続されているSW1のインターフェースはFa0/5です。
SW1と接続されているルータのインターフェースはFa0で、そのIPは192.168.1.254/24です。
SW2と接続されているルータのインターフェースはFa1で、そのIPは192.168.2.254/24です。
ルータと接続されているSW2のインターフェースはFa0/1です。

問題10

対象ページ:185

show running-configコマンドの出力例が記載されています。
参考にPacket Tracerでのrunning-configを以下に添付しておきます。
先の問題9の構成でSW2に設定を行った場合のコンフィグファイルです。

running-config例

問題11

対象ページ:186

問題の出力を説明します。
show interfaces statusを実行すると各ポート情報が罫線のない表のように表示されます。各項目間はスペースで表示位置が調整されています。
1行目に項目名が表示され、各列は以下のように並んでいます。

  • 1列目:Port ← インターフェース名。Fa0/1など。
  • 2列目:Name ← ディスクリプション(ポート説明)。問題の例では何も設定されていないため、空白です。
  • 3列目:Status ← 接続状態。connectedなど。
  • 4列目:Vlan ← VLAN ID。デフォルトは1。
  • 5列目:Duplex ← デュプレックス。a-fullなど。
  • 6例目:Speed ← スピード。a-100など。
  • 7列目:Type ← ポートの規格。10/100BaseTXなど。

参考に、問題と同様のshow interface statusを以下に添付しておきます。

show interfaces status例

問題12

対象ページ:187

show mac address-tableの出力例が記載されています。
「【show mac address-tableコマンドの出力例】」から「Total Mac Addresses for this criterion: 8」までの行です。各情報は罫線のない表のように表示されています。Mac Address-tableは、MACアドレスとポートの関連付けを表しています。
3行目に項目名が表示され、各列は以下のように並んでいます。

  • 1列目:Vlan ← VLAN ID。ここでは、Allと1。
  • 2列目:Mac Address ← ポートに関連付けられたMACアドレス。0013.c314.efc0など。
  • 3列目:Type ← MACアドレスキャッシュタイプ。STATIC か DYNAMIC。
  • 4列目:Ports ← MACアドレスと関連づけられたポート。CPUやFa0/2など。
(ここがページの最後です。更新日:2017年11月28日)